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映画のシカゴを見ました。
えー、ミュージカル好きを標榜しておいて、実は未見のままだった映画『シカゴ』を見ました。
監督のロブ・マーシャルの名前は元々舞台の方で鳴り響いていましたので、その人がどんな映画を撮るかと半ば楽しみ半ば怖い物見たさという感じでした。




結論:自分の土俵に相手を引きずり込んだロブ・マーシャルの圧倒的勝利。



ミュージカルが苦手な人がこぞって口にするのが『いきなり歌い出したり踊り出したりするのについていけない』ということで。これがミュージカル映画の最大の難関なわけですが。
ロブ・マーシャルは、『舞台作品を映画のスタイルに合わせる』のではなく『映画を舞台作品のスタイルに合わせる』手法を取ったわけですな、なるほどこれならいけるわ。
誰だってウキウキした時に心の中で密かに歌ったり踊ったり、時には『俺今輝いてる、俺スター!!』みたいな気持ちになったりすることがあると思います。で、この映画ではまさしくこれを実行したわけですね。
歌うシーンのほとんどは、現実ではなく登場人物の心象風景。これならば台詞シーンとナンバーが入れ替わり立ち替わりしても全く問題ないわけですよね。心象風景として描かれなかったナンバーはすべて、劇中劇的な部分だけ。
ほんとにうまいなー、これ。
作品としてもとても面白かったし、舞台出身の俳優がわんさか出てきてて、宝探しのようなおもしろさもありました。
テイ・ディグスがいっぱい出てて楽しかった(笑)




でも……なんつーか、普通にドラマの中にナンバーが組み込まれていて歌と音楽でストーリーを語っていくという、ミュージカルの王道も愛する人間としては、微妙にへこむような気がする。
元から映画として作られた、しかもそれなりに売れた(興行収入があったというよりも、多くの人を納得させたという意味で)最近のミュージカル映画を例に挙げるとすれば……『ダンサー・イン・ザ・ダーク』と『ムーラン・ルージュ』の違いを考えていただけるとわかりやすいかと。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でミュージカルっぽくなる、つまりナンバーがあるシーンっていうのは、すべて主人公であるセルマの心象風景を描く時だけ。
対して『ムーラン・ルージュ』は、既成曲をアレンジして使っているとはいえ、ほとんどのシーンでは登場人物同士の対話やストーリー説明として……つまり『その歌がなければストーリーが進まない』という状況下でナンバーが使われてます。
私個人はどちらの映画も大好きですが、でもやはり『舞台の上で繰り広げられる2時間半ノンストップ』なミュージカルも同じように、いや、それ以上に好きです。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『シカゴ』は好きでも、『ムーラン・ルージュ』や『オペラ座の怪人』はちょっと……っていう人がいるんだろうな、という気持ちです。これは、ストーリーとか映像が好き嫌いとかいう意味ではなく、ミュージカル映画という形式の上での好き嫌いのことね。
そりゃおのおのそれぞれ嗜好は違って当たり前なので、あれが好きこれが嫌いっていうのがあるのは別に気にはしませんが、でも……うん、別になにも悪い事じゃないし、それどころかそれまでミュージカルをちょっと敬遠していたような人が『シカゴ』なんかを見てミュージカルへの忌避感を少しでも減らしてくれるのならばものすごく嬉しいことなんだけれど。

でもそれだけじゃないんだよ、という気持ち。





映画と生の舞台は別物です。これも当たり前の事です。
でも、折角の元の舞台があるミュージカル映画ならば、映画を見ることが生の舞台を見るきっかけになってほしい。
でも、あまりにも映画と舞台が別物ならば、しかもそれがありありと分かるような作り方をされているミュージカル映画ならば……長い目でミュージカルを愛好してくれる人が増える事には繋がりにくいかもしれないなぁ、と思うのです。
映画版『オペラ座の怪人』を見に行った旦那は、
「俺、舞台版の方も見てみたくなったな……」
と言いました。でもきっと、シカゴを見た旦那は、舞台版シカゴが見たいとは言い出さないでしょうし、現時点で実際に言っていません。
そういうこと。




余談ですが。
エンドロールの男子モブの中にいたワイズさん(ファーストネーム失念)って、もしかして『フォッシー』で助演男優賞かなんかにノミネートされてたイケメンさんでしょうか。
……どこまでも記憶が曖昧で、なんかもうだめだ。
| ミュージカル | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) | あきら |
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